食の安全への取り組み 

「冷凍さぬきうどん」ができるまで

本場の味わいを再現する独自製法で製造している、コシとなめらかなのどごしが特徴の「さぬきうどん」をご紹介します。

1原材料調達

主原料

主原料は小麦粉、塩、水です。小麦粉の小麦は国産とオーストラリア産を中心に、世界の小麦粉の中から厳しい基準を満たしたものを使っています。

POINT

うどんはとてもシンプルな食べ物であるため、原材料の選定はこだわりがあります。
小麦粉本来のおいしさを引き出すため、厳しい基準を設けています。

2製造

ミキシング/圧延

小麦粉、塩、水、でんぷんを混ぜ合わせます。
気温や粉の状態に合わせて、混ぜる水の量を調節しています。
混ぜ合わせた生地は、圧力をかけて繰り返し伸ばしていきます。

熟成/圧延

伸ばした生地は、熟成させてなめらかなうどんにします。
気温や水分量で寝かせる時間や温度を調整しています。
熟成後の生地は、厚みがうどんの太さになるまで伸ばしていきます。

切り落とし

生地を麺状にカットします。
カットは、「包丁切り」と「スリッター」の2種類があります。「包丁切り」は、包丁で切るように一本ずつ切っていきます。
「スリッター」は、くしのような刃に生地を通す切り方で、一度にたくさん切ることができます。

茹で上げ/冷却

たっぷりのお湯でゆでていきます。
ゆであがったうどんは流水で優しく洗ってぬめりを取り、ただちに冷やします。

POINT

生地は、本場の手打ち製法と同じように何度も何度も伸ばしていきます。
これは、うどんのコシを出すために大切な工程となります。
うどんを傷つけないよう、大切に大切に伸ばしていき、シルクのようななめらかさに仕上げます。

3検査

冷凍/検査

1食分に計量し、まんべんなく冷凍されるように形や厚みを整えます。
ゆで上げ直後の「一番おいしい状態」を保つために、急速凍結します。

冷凍後は、うどんを包装する前に、金属検査とX線検査を行います。
金属探知機(金属検出)とX線異物検出機(小石やガラスなどの硬質異物の検出)を使用することで、製品に異物が入っていないことをチェックしています。

4包装

個包装/包装

お客様が使用しやすいように、1個ずつ個包装し、賞味期限を印字します。さらに、パッケージ包装をし、この際にも金属検査とX線検査を行っています。

POINT

個包装に賞味期限を印字しているので、使用するたびに賞味期限を確認できます。

5出荷前検査

出荷前検査

出荷前には異物の他に、細菌等の検査も行います。
最後に従業員で試食をし、味や食感を確認しています。

POINT

各工程で厳しい検査に合格したものだけを出荷するよう、安全管理を徹底しています。

皆さまのテーブルに

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