食の安全への取り組み 

フードディフェンスFood Defense

食の安全管理における一層のリスク低減にむけ、フードディフェンス(食品防御)にも取り組んでいます。

フードディフェンスの各種取り組み

工場でのフードディフェンスミーティングの様子

これまでもテーブルマークにおいては、従来のフードセーフティ(食品安全)の取り組みに加え、フードディフェンス(食品防御)の考えを取り入れ、入退場者の記録、作業場等への監視カメラの設置、作業場への持込制限、薬品や薬品保管庫の管理等、セキュリティ面を強化し、リスク低減に向けた取り組みを進めてきました。
また、米国食品医薬品局(FDA)等のガイドラインに基づき、日本の企業風土に適合した内容へ見直しを行ったテーブルマーク独自のフードディフェンスガイドラインを策定し、自社グループ工場だけではなく、生産委託工場や主要な倉庫を対象に導入しています。
この取り組みには、リスク低減効果の高いセキュリティ設備の導入等、ハード面の対策のみならず、マネジメントシステムの構築等、ソフト面での対策が含まれており、工場においては、フードディフェンスミーティング等を通じて、自分たちの工場は自分たちで守るという意識を持って取り組んでいます。

フードディフェンス(食品防御)とは? 計画的な、または故意による意図的な攻撃(食品汚染等)から食品を守る手段。

取り組み事例①:監視カメラの設置

監視カメラ

国内外すべての自社グループ工場に監視カメラを設置しています。
監視カメラは工場内外に設置しており、工場内に不審者の侵入がないか、製造中の食品に対し適切な作業が行われているか、何かトラブルがあった際に手順に間違いはなかったかなどを確認し、迅速に原因究明ができる効果があります。
監視カメラのデータは、一定期間の保存を義務付けています。

取り組み事例②:ポケットレス作業着の着用

ポケットレスタイプの作業服

テーブルマークの自社グループ工場では、ポケットの無い作業着を使用しています。
異物混入の防止やフードディフェンスの観点から、工場内に不要なものを持ち込まないようにすることを目的としています。
また、工場入口には、作業場内への持ち込み許可物・禁止物を掲示しており、従業員に常に意識させることで、異物混入を防いでいます。

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