保田圭
1998年、モーニング娘。第二期メンバーとして5,000人以上の応募者の中から選ばれデビュー。安定した歌唱力とダンスで、グループの屋台骨として活躍。2003年5月にモーニング娘。を卒業以降は、歌手、女優、タレントと幅広く活躍。中でもミュージカルを中心とした舞台への出演も多数こなしている。プライベートでは、2013年5月イタリア料理研究家・小崎陽一さんと結婚した。
発売から40年、愛され続けて来た『冷凍うどん』にちなんで太く長く愛され続ける各界の著名人の皆さんに<愛される秘訣>を教えていただきます!
でも、メンバーと食事するようになったのは、卒業してからですね。モーニング娘。で活動していた当時は、仕事でほぼ24時間と言ってもいいくらい、ずっと一緒にいたのでプライベートで会うことはなかったけど、卒業してからは一緒に遊んだり、食事に行ったりする機会も増えました。石川梨華ちゃんは、先日自宅に遊びに来ましたしね。メンバーとうどん屋さんにいくと、それぞれ食べたいものを頼んで、ちょこっとずつみんなにもらって食べるっていう、女子らしい楽しみ方をしてみたり(笑)。みんな結婚したり、新しいことをはじめたりと、それぞれに生活に変化も生まれていて。本当、人って変わるものなんだなって思いますよね。一緒にがんばってきたメンバーとの絆って、他に例えるのが難しいような、面白い関係ですね。
うーん。昔は自分磨きみたいなことにもすごく興味があったし、その時々の流行を知るためにアンテナを張り巡らせてた時期もあったんですけど、今はそういうのもあんまりなく、のんびりゆったりとストレスフリーに過ごしていることが、一番大きいですかね(笑)。昔はもっとギチギチ生活していたというか、今考えるとストレスを抱えて生きてたかもしれない。忙しかったというのもありますし。私ってすごく緊張しいなんですよ。デビュー当時はガチガチで何も喋れないことも多くて。以前は番組が終わると頭痛と吐き気がするぐらいで、自分で自分自身を追い込んでいくような感じだったんです。だけど今はそういうのもなくなってきて。まあ、ちょっとユルみすぎかなってぐらいに、のんびりやってます(笑)。質問いただいた意味での自分磨きっていったら、半身浴をしたりサウナに入ったりすることぐらいなんですけど、結局はそれもリラックスしてるだけですからね。でも、年代によっていろいろ考え方の変化があっていいと思うんですよね。20代の頃はいろんなことにアンテナを張り巡らして、いつでもフットワーク軽く動くっていうのも大事だと考えていたけど、年齢とともに変わっていってもいいのかなって思うようになりました。
歌は大好きなのでずっと歌っていきたいですし、やっぱり私の原点なので。いつも言ってることなんですけど、おばあちゃんになっても歌い続けていたいなって思うんです。あとお仕事については、自分自身で“これ”とは決めつけず、いろんなことにチャレンジする気持ちは忘れずにやっていきたいですね。お仕事としてチャレンジさせてもらえることは、なんでもやってみたいなって思いますし、それがタレントっていう仕事の面白さでもあるので。「保田圭だからこの仕事をやらせてみたい」って言ってもらえるように、これからもがんばっていきたいと思います。