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先輩社員紹介

エンジニア職
中央工場 製造部:I.K
中央工場 製造部:I.K

積み重ねた経験と知識で
製造ラインを円滑に稼働させる。

中央工場 製造部

I.K

2017年入社

※所属・組織名は取材当時のものです

使命は、ラインを“いつも通り”動かすこと

香川県中部に位置する中央工場。主に冷凍うどんや冷凍お好み焼の製造を行っている。ここで彼が担当しているのは、冷凍うどん包装工程の設備オペレーションだ。冷凍されたうどんをパッケージングするという出荷直前の工程は、直接お客様が手に取るもの、また口にするものだからこそ、細心の注意が必要だ。

「“いつも通り”ラインを動かすというのは当たり前のことですが、機械は摩耗や気温・室温の変化に伴って状態が変わり、それが商品にも影響するため、日々調整やメンテナンスをしなければいけません。上司には、『頭でわかるだけでなく、手を動かしながら実体験として理解することが重要だ』と言われています。安定してラインが稼働しているときの状況を記憶し、トラブルを事前に察知してできるだけ早く対応する。機械の知識を持っていることはもちろんですが、実際に現場で機械を触ってみて経験を積み重ねることが大切だということが分かりました。」

また、包装工程の安定した稼働のためには、その上流にある原料配合・茹でる・冷凍するといった製造工程の担当者との連携が必須だ。

「テーブルマークは、年齢や立場の隔たりなく自由に意見を交換できる風土が醸成されていると思います。」活発なコミュニケーションもまた、“いつも通り”に貢献している。

生活を支える食品会社だからできることがある

彼は大学では機械工学を学び、その後大学院に進みマネジメントやマーケティングを学んだ。

「就職活動では、学んできた機械工学の知識が活かせるという視点だけでなく、行っているビジネスが社会全体に与える影響も考え、企業選びをしました。食品会社を志望したのは、『食』が生活の質を決定づける大きな要素だと思ったからです。冷凍食品は、上手に使うことで家事の負担を軽減し、家族と過ごす時間や、趣味の時間を増やすことができます。今後、女性の社会進出や高齢化社会などライフスタイルがより変化するなかで、ますます不可欠な存在になっていくのではないでしょうか。テーブルマークは冷凍うどんや冷凍お好み焼などトップシェアの商品を中心に、さまざまな商品で食卓に笑顔をもたらすことができると考えています。」

商品が多くの人のもとに届くことで、社会に影響を与えることができる―そんな目指すべきものがテーブルマークを通して見えてきたのだ。

安全・安心な商品をたくさんの人にお届けするために

「後輩、同僚だけでなく先輩にも『彼に任せれば大丈夫』と言われるような信頼される人間になりたいです。」と彼は語る。それは製造の現場にとどまらない。テーブルマークが成長していく中、将来は企業の核となるようなポジションで、多くの人においしさ、そして安全性を伝えていくことが目標だ。そのためには製造技術だけではなく、品質管理やマーケティング・販売戦略を学び、経験することも必要だと考える。

「安全・安心な商品をたくさんの人にお届けするために製造現場で何が必要なのかを考えながら仕事をしています。そして、近い将来、流通やマーケティングに関わったときに製造部で経験したこと、学んだことを活かしていきたいです。」

製造の現場からテーブルマークの未来を視野に入れている。

ある一日のスケジュール

5:00
起床
6:00
出社
ライン立ち上げ準備
8:15
包装スタート
11:00
昼食
15:00
退社
新卒者へのメッセージ

機械工学を学んでいる方に伝えたいのが、製造現場は機械に触れ動かすことが好きな人に向いているということです。機械メーカーから納入された時点では機械は不完全な状態なのですが、それを製造ライン上でどう動かしていくか試行錯誤することや、トラブルがあったときに何が原因なのか考えながら調整することにやりがいを感じます。また、自分が製造に携わった商品が店頭に並び、お客様が手に取って召し上がっていただくという、生活に密着した仕事なので、手ごたえや喜びを直に感じることができます。テーブルマークのさらなる成長を共に支えていきましょう。