Work & Person
仕事と人を知る

先輩社員紹介

事務系専門職
事業企画部:Y.G
事業企画部:Y.G

組織の中枢で広い視野を持ち、
さらなる会社の成長へ貢献していく。

事業企画部

Y.G

2001年入社

※所属・組織名は取材当時のものです

実際は人間関係がとても重要。

食べることが好きなことと、身近なものに携わる仕事がしたいという想いがあり、生活の基本となる食品業界に興味を持ったという彼。

「冷凍食品業界のことは、就職活動を通じて詳しく知りました。当初はスーパーマーケットやコンビニで販売されている家庭用商品のことしか知らなかったのですが、居酒屋やレストラン、学校給食など様々なシーンで業務用商品が利用されていることを知り、この業界の可能性を感じました。伸び代がある世界ですね。」

初期配属は、業務用商品の営業担当。家庭用営業は、何となくイメージを持っていた一方、業務用営業については皆無で、配属するまでは全く予想がつかなかったと言う。中でも意外だったのが、問屋さんとのやりとり。結構泥臭い。学生時代は、スマートに仕事をこなす姿を想像していたが、実際は人間関係こそ命。単に自社商品を売り込むのではなく、自分自身も売り込む。コミュニケーションの奥行きがものをいうことを知った。良い商品でも、商品自体に差別性を持たせるためには、関わる人間が価値に厚みを持たせることが重要なのだ。この営業担当時代に得た感覚は、現在の事業企画部での仕事にも大いに役立っている。

全社を見渡し、会社の中枢で仕事をする手応え。

現在、彼が所属する事業企画部は、テーブルマークグループの中長期戦略の立案や利益管理を担当する部署だ。絵を描き、管理するだけでなく、落とし込みや計画達成に向けた個別フォローも行うため、営業・品質管理・人事・研究開発など、各部門から人財と知見を集めて運営されている。

「基本はデスクワーク。営業時代はデスクに貼り付いていると上司に叱られましたが、真逆の世界です。」

具体的な仕事は、事業環境や競合他社の調査と自社の分析を基に、今後の事業戦略を徹底的に考え抜き、社内のあらゆる部門に戦略の方向性を示し、それぞれの部門と協議しながら中長期戦略を形にしていくことだ。

「営業を経験し、現場を知り尽くしているからこそ、経営目線・現場目線の両面から現場に働きかけることができます。」

何をするにしてもロジカルに周囲を説得できなければ物事が進まない。新しいことを進めようと思えば、現場には作業負荷がかかる。押し付けにならないように、落としどころを探っていく。なぜ必要なのか。その背景から丁寧に説明し、根底から納得してもらうことに努めている。

「計画通りに進むわけではないので胃の痛む日々もあります。営業のようにはっきりとした区切りは見えません。具体的な達成度は測れませんが、各部門の業績、進捗度合を確認し、昨年より良くなったポイントを見つけると一安心。社長から『レポートの内容もよくなっているよ』とコメントをもらえた時が、いちばんの励みですね。」

社長をはじめ経営陣の考えをすぐ傍で学ぶことは、営業時代とはまた違った刺激になっていると彼は語る。

「広い視野を持って会社のさらなる成長に貢献していきたいと思っています。」

ある一日のスケジュール

9:00
出社
メール確認など
10:00
会議資料作成
12:00
昼休み
13:00
部内ミーティング
14:00
役員会議準備
15:00
役員会議
18:00
退社
新卒者へのメッセージ

もともと営業志望でしたが、いろんな部署を経験したいとは思っていました。仕事に慣れるにつれて企業経営や会社運営に興味がわき、キャリア申告制度で経営企画を希望。運良く希望がとおり、経営企画部に異動になりました。今は組織の中枢で仕事ができることに大きなやりがいを感じています。ここは会社全体を見渡すポジションですが、営業や商品開発、製造本部など、各部門にも企画セクションはあります。将来は、部署ごとの事業管理や戦略など企画立案するセクションで、今の経験を活かしながら自分自身も成長していきたいと思っています。