「線香花火」

懐かしい線香花火。他の手持ち花火は、くるっと円を描いてみたり動きのある楽しみ方をしますが、線香花火はいかに長く火花を楽しむかが勝負なので、じっと静かに見守ります。
火を付けてから消えるまでの段階にも名前が付けられています。火をつけて赤くぷうっと膨らみ【蕾】、チリッチリッと火花が散り始め、徐々に小さな火花に【牡丹】、段々と勢いづき火花が飛び出し【松葉】、す〜っと弱くなり火花がしなだれ【柳】、火花が一本、一本、果敢なく落ちてゆく【散り菊】・・・美しい花の一生を楽しめます。
この蕾、牡丹、松葉、柳、散り菊の段階が楽しめるのは、日本の伝統美が込められた純国産線香花火だけといわれています。安価な中国製が主流になり、日本製の線香花火は一時全国的に廃業に追い込まれましたが、平成12年に昭和の頃の国産線香花火をグレードアップさせた線香花火が作られました。大人になってから楽しむ線香花火もまたいいものです。

蚊取り線香でアロマ効果

節電も習慣化してきた昨今、エアコンを使わずに窓を開け、風通しをよくしている家庭も多いのでは。そこでおすすめしたいのが蚊取り線香。浅い植木鉢や蚊取り豚に入れて焚けば、ぷ〜んと煩わしい蚊の退治だけでなく、懐かしい季節の香りが漂います。昔ながらの防虫菊で作られた蚊取り線香は、一般的な緑色ではなく無着色ならではの草花を乾燥させた薄い茶色です。煙の流れにもなんとなく風情を感じることができます。

うどんレシピ

旬の食材 【とうもろこし】

夏に旬を迎えるとうもろこしは、店頭に並ぶ期間が短いためぜひこの時期に味わっておきたい食材です。甘みがたっぷりのとうもろしは、この季節のおやつにもぴったりです。おいしいとうもろこしを選ぶコツはひげを見ること。実はとうもろこしのひげはめしべの名残なんです。だからひげと粒の数は同じ。ひげが多いほど粒がぎっしり詰まっています。そしてひげが茶色く枯れているものは食べ頃のサインです。大きな鍋で茹でるのもよいですが、ラップで包んで電子レンジで5分程加熱すれば、手軽にいただくことができます。保存するときは、必ず加熱してから。ラップで包んで冷蔵庫に入れますが、できるだけ買ってきたその日に食べるのがおすすめです。

バターしょうゆの焼きもろこしうどん

夜店で食べた焼きとうもろこしをうどんにアレンジ。
バター醤油の風味が食欲をそそります。

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