うどん・パン・お好み焼【テーブルマーク】

ごっつ○○なもの

ごっつ鉄板なもの

著名人の方々に「ごっつ◯◯なもの」をお聞きする本企画。第二回目のゲストは、イラストレーターなど様々な肩書を持つみうらじゅんさん。自宅、事務所ではおさまらず、倉庫を借りるほどたくさんの“価値がない、でも、そこがいい!”ものをお持ちです。その中でも最新の収集品を「ごっつ○○なもの」としてご紹介いただきました。

この事務所だけでもいろいろな収集品があってワクワクします。この中に、みうらさんの「ごっつ○○なもの」があるのでしょうか?

そうですね(と行って席を立ち、雑然と並んだ収集品のもとへ)。最近はね、これがいいなぁ。

……ス、スノードームですか!?

ただのスノードームじゃないよ、豚の角煮(トンポーロー)のスノードームですから。年末年始、台湾へ行ったときに見つけた品なんですが、この角煮は「肉形石(にくがたいし)」といって「翠玉白菜(すいぎょくはくさい)」、「清明上河図(せいめいじょうがず)」(絵巻)と並ぶ「故宮博物院」の3大至宝のひとつなんです。通常は白菜とこれが同じ部屋で展示されているらしいんですけど、白菜がどうやら出張しててね、お留守。だから角煮しかない。それをうわ〜って人が集まって見てるんだけど、どう思います?その光景。で、この故宮博物院のお土産コーナーにも寄ったんですが、白菜グッズと肉形石グッズもたくさん置いてあったんです。ま、ほぼ全買いしたんですけどね。これが実物大くらい(と言って肉形石のレプリカ商品を見せる)。結構小さいでしょ。石の表面を加工して、ブツブツ穴を開けて、より皮らしくしてあるらしいんだけど、なんで? って思うじゃないですか。石自体が似てたのはわかるけど、より角煮に似せようとしたその情熱がスゴイでしょ。

確かに、謎ですね。このスノードームも故宮博物院で買われたのですか?

いや、これは博物院には売ってなかったです。台湾には4、5日いたんですが、その日以来ず〜っと頭の中が角煮のことばかりになってしまって。故宮博物院以外のところでも肉形石グッズが売ってるんじゃないかと思い、地下鉄に乗っていろんな街で捜し回ってたら、とうとうスノードームに出会ったってわけで。どうです?フツー、角煮に降らしていいのはギリ胡椒くらいでしょ? これ誰が買うんだろうなぁ………と思った瞬間、俺だなと。見つけたときはうれしかったですよ、ホント。まだ今年、始まったばかりだったけど、すでに今年一番うれしかった出来事と断言してもいいかもしれないですね。

(笑)。新年早々、いい出合いでしたね! 肉形石グッズはほかにもあるんでしょうか?

ありますよ。(と言って席を立ち、またまた収集品のもとへ)……あ、これこれ(笑)。これはね、博物院で売ってた、レゴ風ブロック。さっきレプリカを見せたからわかると思うけど、先にこれを見せられたらよくわからないと思うんですよね。ティラミスかなって感じでしょ? これ、結局、知り合いに作ってもらったんですけど、どこがどうなってるかわからないって苦心してましたよ。

これはまた意表を突いてきましたね。でも、ブロックにまでなっているということは、相当な人気ぶりが伺えます。ほかのも見たいです!

見たくなるでしょ(ガサゴソガサゴソ)。角煮がノック仕様のボールペンでしょ。それに冷マ(冷蔵庫に貼るマグネット)でしょ。これは、台湾の浅草と呼ばれる場所で、いろんなマグネットの中にぼそっと紛れていたんですよ。「うわっ!」と思ってすぐに買いました。これ一個持ってても、なんかダメじゃないですか。これらが揃ってるからこそ、冷マも活きてきますから。ほら、欲しくなってきたでしょ?

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