「衣替え」

温暖化の影響もあってかこれまでの体感温度とかなり変わってきてしまったので、学生服の衣替えも移行期間といって6月1日から9月30日が夏服ではなく、前後ひと月を夏服でもいいことになってきているようです。社会人のクールビズもそう。とはいえ、この頃までには衣替えを済ませたいものですね。洋服だけでなく、部屋の衣替えも大切。
厚手のカーテンを麻製のものやすだれなどに変えたり、暖かい絨毯もさらっと気持ちのよい素材に変えたり。テーブルの上も食器やランチョンマットを涼しげなものに。ショッピングも楽しみになる季節です。

まだ5月なのに麦秋(ばくしゅう)

5月の終わりから6月の始めにかけてを七十二候で言うと、「麦秋至(むぎのときいたる)」。麦が熟し穂がたわわになる頃、つまり麦の秋です。まだ5月なのに?と感じますが、麦が収穫の時期を迎えることから「麦秋」と呼ぶのです。
暑い夏にはビール、麦茶、麦わら帽子など体を冷やしてくれる麦の出番です。そう考えると、熟したたわわな麦に感謝ですね。日本における麦の歴史は長く、弥生時代には土器に付着した大麦が発見されています。また古事記にも登場します。この頃に降る雨は、麦の実る頃に降る雨という意味で「麦雨(ばくう)」といいます。梅雨がそこまで近づいてきています。

うどんレシピ

旬の食材 【えんどう豆】

えんどう豆は食べる状態や収穫時期によって呼び名が変わる豆です。
「完全に熟して豆として収穫できる状態」をえんどう豆、「まだ若いさやだけど中の豆がある程度膨らんでいる状態」をグリーンピース、「まだ若いさやの状態」をさやえんどうと呼びます。
さらに、きぬさややスナップえんどうなどもありますね。1年を通して手に入る野菜ではありますが、旬を迎えるこの時期のおいしさを楽しみたいものです。えんどう豆はさやの色がみずみずしい緑色のものを選ぶのがポイント。たくさん買ったら固めに塩ゆでして冷凍するのがいいでしょう。次に食べるときは、流水か電子レンジで解凍していただきます。

えんどう豆のかき玉うどん

かにとしいたけの旨みにえんどう豆がアクセント。ふんわりした卵のあんかけがやさしく感じるうどんです。

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