• ご当地マニアで各県の食文化にも
  詳しいグルメライター、
  無類の酒好きでもある。
• 三度の飯より米が好き！
  誰よりも米を愛する編集者。
  家には自家製ごはんの恋人も常備。
• 食べ歩きが趣味のグルメ女子、
  全国からのお取り寄せマニア歴10年、
  手料理は初心者以下…。

• 師走に入ったね。今年も残すところあとわずか。一年の〆として、熊本県の【ごはんの恋人たち】を選んでみたよ。ごはんは「魚沼産こしひかり」。こちらもまた、一年の〆にふさわしいおいしいお米だよ。
• おいしくごはんを食べているうちに、「矢のごとく」月日が過ぎてしまった。
• や～～～ん。それを言わないでよ。今年も手料理はまるで上達していないわ。
• あはは。まだ１ヵ月あるから、巻いていこうか！
• ふぅ。おいしいパックごはんと、おいしいおかずがあれば満足なんだもの。
• 異議なし。
• 右に同じく。さっそく１品目を紹介するね。熊本県民に長～く愛され続ける歴史あるふりかけ、「御飯の友」をどうぞ。
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• かわいいパッケージ！　食卓の上に置いておきたいわ。
• おお、いりこの旨みが感じられるふりかけだねぇ。プレミアムなごはん「魚沼産こしひかり」にふりかけ？と思ったけど、これは合う！　
• 大正時代、地元の栄養士が考案したふりかけなんだ。だから栄養もばっちりさ。
• 食卓の上に置いておいたら、彼の場合、ごはんが倍速で底をつきてしまうわ。噛みしめるほど、ふりかけとごはんのおいしさが一体になって、やめられないわね。
• すばらしいふりかけだよね。じゃ、次も紹介するよ。じゃん！「馬ホルモン煮込み」です。
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• おや、牛や豚じゃなくて、馬なんだ。さすが熊本県。
• そもそも、武将・加藤清正が最初に馬を食べ、出兵後も好んで馬刺しを食したことから領地・熊本から全国に広まったという俗説があるんだよ。滋養強壮剤としての役目も果たしたんじゃないかなぁ。
• この煮込み。味噌味でついついごはんをほおばりたくなっちゃう♪　クセのない脂と滋味深い味噌のこのタレも、みずみずしくて甘み豊かなごはんに合うわ～。
• ビールやお酒のお供にも最適。左党でもある僕としては、ありがたい恋人だね。
• そうだな！　ヒヒン！
• 君が馬になることはないよ。最後は、これぞ熊本の味、「からし蓮根」を召し上がれ。
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• パクリ。ひゃー、ツーンとくる！　辛い！　でもおいしい！
• 地元の味噌を使っているからね。ウコンを使用した香ばしい衣でまとってあるんだ。からし蓮根がつくられたのは今からざっと370余年前。病弱な藩主・細川忠利公のために考えられたと言われているよ。蓮根には増血効能があることを和漢の書で知り、食べさせることにしたんだとか。
• 工夫と知恵が詰め込まれた、伝統の味なんだ。切り口が細川家の家紋に似ていることから門外不出の料理だったとも聞いたことがあるよ。
• 体にもよくておいしくて、歴史まで噛み締められるなんて。はー、刺激的な味わいに目が覚めてきたわ！
• 僕も！
• 僕もさ。こんな清々しい辛さなら、邪気を払えるような気分にもなるね。よい新年が迎えられそうだよ。
• すばらしい「ごはんの恋人」とごはんだったわね。来年も頑張りましょうね。
• おー！　ヒヒン、ヒヒン！

※掲載している情報は2018年6月1日のものです。
　最新の情報とは異なることがございますがご了承ください。